みんなで祈った夜

ハートが開き
私たちの電気は
幾何学模様のように繋がり
そしてその波動が 天へ宇宙へ
太鼓の昔
こんな風にしょっちゅう
みんなで輪になって祈り 
歌い踊ってた
魂から 細胞の中に
その記憶が蘇る
天と地の境目も
宇宙と地球の境目も
私とあなたの境目も
本当は存在しない
それが幻だと
言葉を超えて
身体に響いてくる
止まってるように見えるものも
全てが振動してるって
忘れてたよね
原子の中は 99.9999%が
原子核の周りの空間
さらに小さな素粒子は
波動としての性質を持ちながら
存在してる
だから私たちも
波のように
何ものにも固執せず
漂っていたい
やがて肉体は滅び
全てが宙へと帰る
それなのに
まだそんなに
まだ何かに
しがみついてるの?
この世は幻
見えないものを見て
聞こえないものを聞こう
この身体と自然も
本当は繋がってる
あなたの吐いた息を
私が吸っている
あらゆるものが巡り
あらゆるものが周る
単純なゲーム
自分と宇宙だけの対話

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